3つのAI機能の基本的な違い

SmartWebには、目的と使用者が異なる3つのAI機能があります。

項目AIチャットボットAI回答アシストAIメール回答作成
対象ユーザー顧客(エンドユーザー)オペレーターオペレーター
目的顧客の質問に自動で回答文章の改善・翻訳・調整メール返信の下書き生成
動作タイミング24時間365日自動稼働手動で使用手動で使用
入力顧客の質問オペレーターが作成した文章顧客からのメール・問い合わせフォーム
出力顧客への自動回答改善された文章返信メールの下書き
情報源ナレッジベース(RAG)入力された文章のみナレッジベース(RAG)

AIチャットボットとは

顧客向け24時間自動応答システム

AIチャットボットは、Webサイトに設置して顧客からの問い合わせに24時間自動で対応​するシステムです。

仕組み

  1. 顧客がチャットで質問を入力
  2. AIがナレッジベース(FAQ、マニュアル、Webサイト)から関連情報を検索(RAG
  3. 検索結果に基づいて最適な回答を自動生成
  4. 顧客に直接回答を表示

主な機能

  • 自動応答: 人間の介入なしに即座に回答
  • 多言語対応: 約100言語で自動的に回答
  • エスカレーション: 複雑な質問は人間オペレーターに引継ぎ
  • リード獲得: 問い合わせフォームへの誘導

適している場面

  • 営業時間外の問い合わせ対応
  • よくある質問への即時回答
  • 海外からの多言語問い合わせ
  • 大量の問い合わせの初期対応

AI回答アシストとは

オペレーター向け文章改善ツール

AI回答アシストは、オペレーターが作成した文章をAIが瞬時にブラッシュアップ​する機能です。

仕組み

  1. オペレーターが回答文を作成
  2. AI回答アシストで改善モードを選択
  3. AIが文章を改善・調整
  4. オペレーターが確認・編集してから送信

主な機能

  • 文章改善: より分かりやすい表現に修正
  • 拡張: 短い回答を詳しく展開
  • 簡略化: 長い文章を要約
  • トーン調整: カジュアル〜ビジネスまで文体を調整
  • 翻訳: 多言語への翻訳支援

適している場面

  • 複数の情報源から収集した内容を統一した文章にまとめる
  • 専門用語をわかりやすく言い換える
  • 外国語でのメール対応
  • 回答の品質を一定に保つ

AIメール回答作成とは

メール・問い合わせフォームへの返信下書き自動生成

AIメール回答作成は、顧客からのメールや問い合わせフォームを分析し、返信の下書きを自動生成​する機能です。

仕組み

  1. 顧客からメールまたは問い合わせフォームを受信
  2. AIが内容を分析し、質問の意図を理解
  3. ナレッジベースから関連情報を検索(RAG)
  4. 返信メールの下書きを自動生成
  5. オペレーターが確認・編集してから送信

主な機能

  • 意図分析: 顧客のメールから質問の意図を自動判別
  • 下書き生成: ナレッジベースに基づいた回答案を作成
  • 複数質問対応: 1通のメールに複数の質問がある場合も対応
  • トーン設定: 企業のブランドに合った文体で生成

適している場面

  • 大量のメール問い合わせを効率的に処理
  • 回答の品質と一貫性を維持
  • 新人オペレーターの教育・支援
  • 複雑な問い合わせへの回答時間短縮

3つの機能の比較

情報源(ナレッジベース)の違い

機能情報源RAG技術
AIチャットボットナレッジベース(FAQ、マニュアル、Webサイト)✓ 使用
AI回答アシストオペレーターが入力した文章のみ× 不使用
AIメール回答作成ナレッジベース(FAQ、マニュアル、Webサイト)✓ 使用

ポイント: AIチャットボットAIメール回答作成は**​同じナレッジベースを共有**しています。一度ナレッジを整備すれば、チャットでもメールでも一貫した回答が可能です。

出力先の違い

機能出力先
AIチャットボット顧客に直接表示(自動)
AI回答アシストオペレーターの画面(確認後に送信)
AIメール回答作成オペレーターの画面(確認後に送信)

人間の関与

機能人間の関与
AIチャットボット不要(完全自動)
AI回答アシスト必須(文章作成 → AI改善 → 確認・送信)
AIメール回答作成必須(下書き確認 → 編集 → 送信)

どの機能を使うべき?

AIチャットボットが最適な場合

  • 24時間対応​を実現したい
  • よくある質問​を自動化したい
  • 人間の対応が必要な問い合わせを絞り込みたい
  • 即時回答​で顧客満足度を上げたい

AI回答アシストが最適な場合

  • オペレーターの文章品質を向上​させたい
  • 翻訳​やトーン調整​が必要
  • 担当者による対応の品質を均一化​したい
  • 既に文章があり、それを改善​したい

AIメール回答作成が最適な場合

  • メール・問い合わせフォーム対応の効率化​が最優先
  • ナレッジベースに基づいた正確な回答​が必要
  • 大量のメール​を処理したい
  • 回答の一貫性​を保ちたい

3つの機能の組み合わせ

SmartWebでは、3つのAI機能を組み合わせて使用できます。

推奨ワークフロー

顧客からの問い合わせ
        ↓
   ┌────┴────┐
   ↓         ↓
 チャット    メール・問い合わせフォーム
   ↓         ↓
AIチャットボット  AIメール回答作成
(自動回答)    (下書き生成)
   ↓         ↓
 解決?      オペレーターが確認
   ↓         ↓
  Yes → 完了  AI回答アシストで改善
   ↓         ↓
  No → エスカレーション → 送信
        ↓
   オペレーターが対応
        ↓
   AI回答アシストで回答作成
        ↓
      送信

ナレッジベース共有のメリット

AIチャットボットAIメール回答作成は同じナレッジベースを使用するため:

  • 一度の整備で両方に対応: FAQ・マニュアルを登録すれば、チャットでもメールでも活用
  • 回答の一貫性: どのチャネルでも同じ品質の回答を提供
  • メンテナンスの効率化: ナレッジの更新が両方に即座に反映

組み合わせの効果

この組み合わせにより、以下の効果が期待できます:

  • 応答時間73%短縮: AIチャットボットによる即時対応
  • 対応業務82%削減: 自動化と下書き生成による効率化
  • 回答品質の向上: AI回答アシストによる文章改善
  • 一貫性の確保: 共有ナレッジベースに基づいた回答

まとめ

機能一言で言うとナレッジベース
AIチャットボット顧客に自動で回答​する共有(RAG使用)
AI回答アシストオペレーターの文章を改善​する不使用
AIメール回答作成メール返信の下書きを作成​する共有(RAG使用)

3つの機能はそれぞれ役割が異なりますが、組み合わせることで最大の効果を発揮します。特にAIチャットボットとAIメール回答作成はナレッジベースを共有しているため、効率的な運用が可能です。